藤子・F・不二雄展に行ってきた(2013年9月)
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最終更新日:2020/08/25
藤子不二雄
東京タワーで開催されている藤子・F・不二雄展を観に行ってきた。2013年は、この人の生誕80年だそうだ。
まずはエレベーターで屋上(4階の上)まで行き、デパート屋上にあるような子供向けの乗り物の脇を通って入り口へ。ここには55体のドラえもんがいて、写真撮影可。ドラえもんは必ず何かしらのひみつ道具を手にしていて、そのバリエーションが55種類あるということだ。
階段を降りて4階が原画展のブースだが、この階段にも藤子マンガの、それもドラえもん・オバQ、パーマンなどの東京タワーが必ず含まれているコマが展示されていた。芸が細かい。原画展は、まず数分の映像から。藤子の仕事部屋風のセットにプロジェクション・マッピングで映像をかぶせ、飛び散った原稿をのび太とドラえもんでタイムマシーンを使ってかき集め、取り戻したところで他のキャラも勢揃いするというイントロダクションだ。
原画は、藤子のデビュー作から始まり、初期作、オバQ、パーマン、ドラえもん、SF短編、などとなっていた。高校時代に藤子不二雄Aと共に作った同人誌「少太陽」は、マンガ作品のみならず広告や読者投稿までを自分たちで、もちろん手書きで作るという、かなりの入れ込みようだった。客層はほとんどが家族連れで、小さな子供用の撮影ブースも充実。1番人気は、のび太の部屋でのタイムマシンになっている机の引き出しから身体を出して撮影できるというものだった。その横には、藤子の仕事用デスクが再現されていた。
最後のブース(扉がどこでもドア)は、藤子のメッセージと、藤子を敬愛している各芸能人のサイン色紙の展示。そしてグッズコーナーとなっている。
よくよく考えれば、川崎にある藤子・F・不二雄ミュージアムの出張版だったのかもしれない。ただ、55体のドラえもんは、さすがに川崎にはないのではと思う。この展示が終わった後に飾られるかもしれないけどね。というか、いつか川崎のミュージアムにも行かなくては。
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