Cocco『南の島の星の砂』原画展
9月に出版されたcoccoの絵本『南の島の星の砂』の原画展が、沖縄~大阪を経て、東京渋谷でも開催されている。期間は10月26日から11月11日までで、ワタシは今日見に行ってきた。
場所は、パルコパート3の7階にあるウォールギャラリー(隣接するギャラリーでは、篠山紀信展が開催されていた)。入場は無料。展示されていたのは絵本の原画15枚のほか、Cocco自身が作ったであろう、いくつかの作品。白いボードに星の砂でメッセージが書かれ、外枠が貝殻で形作られていた。Coccoの自画像というのもあって、日付は2002.9.1.となっている。そして、彼女の直筆のメッセージも。自分は元気だ、今日も笑ったし、きっと明日も笑うだろう~といったことが書かれてあって、最後にひとこと「あいたい」とあった。
訪れていたのは、女性がほとんどだった。場所はとても狭く、見ようと思えば5分もかからずに見れるスペースだ。実際その場にいたのは、10分程度だったと思う。しかし彼女がこの原画展のために、自ら海で探し集めたであろう星の砂や貝殻を見て、9月の末に実際に自分の目で見た沖縄の光景が、頭の中によみがえってきた。それは、絵本を初めて手にとって見たときにも感じたことだった。
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