シナモン(Cinnamon)@フジロック’19
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最終更新日:2019/07/31
Fuji Rock Festival'19 フジロック, レッド・ツェッペリン
#fujirock
レッド・ツェッペリンのコピーバンドで、個人的には1994年に渋谷公会堂とマイカルシアター本牧で観ている。つまり、25年ぶり!
予定より10分おしで、出囃子の『Bron-Yr-Aur』の中をメンバー登場。4人の見た目はさておき、演奏のクオリティーは少しも錆び付いていない。『Rock'n Roll』から『Bring It On Home』のリフを経ての『Black Dog』は、劇場公開版『永遠の詩』に沿ったセットリストか。
と思いきや、ファーストから『Communication Breakdown』を経て『Good Times Bad Times』という流れで、これはフジロック仕様のセットリストのようだ。MCはロバート・プラントの人が、なぜかカタコトの日本語で。シナモンのリーダー兼MCはドラムのボンゾーさんのはずだが、変わったのかな。
最新アルバムと『CODA』を紹介して(笑)、『We're Gonna Groove』を。次は『Presence』からとロバートの人が言うと、「アキレス」「アキレス」という、リクエストのようなささやきがフロアから。そして、『Achilles Last Stand』だ。個人的にも、25年前には聴けなかった曲なので、テンションが上がった。
そしてだ。ジミー・ペイジの人がダブルネックを構え、ジョン・ポール・ジョーンズの人がメロトロンを構え、とくれば、曲はもちろん『Stairway To Heaven/天国への階段』だ。本家のレッド・ツェッペリンは今年デビュー50周年。そして、フジロックに『天国への階段』が鳴り響くのは、偶然か!?いや、必然だ。
シナモンのコピーは、かなり前にテレビで観たときには、ブートレッグをオープンリールにおこして音を拾い上げ、ミスはミスのままにコピーするという徹底ぶりだった。そうしたこだわりを持つバンドはフジロックには合っていると思い、もっと早くに出演していてもおかしくなかったバンドだ。しかし、物事に遅すぎるということはない。今日、こうしてライブを観られたのだから。
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