ザ・インターネット2(2005年)
トルコの企業にヘッドハンティングされた、女性プログラマーのホープ。しかしイスタンブールに着いてみると、なぜか身元が抹消されていて、別人の名前と犯罪歴をかぶせられてしまう。彼女の身元を証明できる人物も次々に何者かに殺されてしまい、彼女は警察に追われる身になってしまう。
サンドラ・ブロックが主演した『ザ・インターネット』とは、ストーリーや舞台設定などは何の関連性も持たない。つまり、続編ではない。というか、この作品、もしかしたら劇場公開映画ではなく、テレビドラマだったのかも。出演者も、知った顔を見つけるのが困難だった。
共通しているのは、主人公のプログラマーがやはり女性であることと、彼女がサイバー犯罪に巻き込まれて身元を書き換えられてしまう点だ。では今作ならではの要素はというと、舞台がトルコであることと、サイバー犯罪を追うインターポールの捜査官が、物語の終盤で彼女の味方として登場することだ。
観る側としては、やはり主人公に感情移入してしまう。もし異国の地でパスポートもクレジットカードも盗難に遭い、データ上も全く別の人物にされてしまったら・・・と思うと、生きた心地がしない。
関連記事
-
推理作家ポー 最期の5日間(2012年)
推理小説を書かなくなったエドガー・アラン・ポーは評判を落とし、酒代もなく店から叩き出される始
-
ナイトクローラー(ネタバレあり)
鉄を盗んで売っているルー。あるとき自動車事故に出くわすが、現場を撮影するカメラマンを見て触発
-
落下の解剖学(少しネタバレ)
雪深いフランスの山荘で、作家の男が転落死する。妻で同じく作家のサンドラが、殺人容疑で逮捕され
-
第三の男(1949年)
アメリカ人作家のマーティンズは、友人ハリーに呼ばれて終戦後のウィーンにやってきたが、ハリーは
-
ザ・インターネット(1995年)
フリープログラマーのアンジェラは、得意先のソフトウェア会社からプログラムのバグを検出する仕事
- PREV
- ザ・インターネット(1995年)
- NEXT
- リンカーン(2013年)