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パティ・ボイド写真展に行ってきた

パティ・ボイド写真展

都内2箇所でパティ・ボイドの写真展が行われており、はしごしてきた。

パティ・ボイドはの妻だったが、ジョージの親友がパティに恋い焦がれてしまい、叶わぬ恋を『Layla』という曲に込めた。その後パティはジョージと別れクラプトンの元に行ったが、2人の結婚生活も長くは続かなかった。もともとモデルだったパティは写真の技術を学び、写真家としても活動している。

まず1箇所目は、西麻布のギャラリー。地下鉄広尾駅から歩いて10分程度の高級住宅街の中にあった。一軒家を改装したような造りで、玄関を開けると犬がおとなしく寝そべっていて、少し面食らった。気さくなご主人に入場料を支払い、数種類の中から好きなポストカードをもらう。ワタシは若きクラプトンのをもらった。掲載されている写真はすべてモノクロ。60年代後半や70年代が大半だったが、90年代や2000年代のもあった。

続いては地下鉄で銀座まで行き、リコーイメージングスクエアというビルの8階ギャラリーへ。こちらはカラー写真の展示を中心としていたが、一部の写真は西麻布のとダブっていた。被写体はパティ本人やジョージ、クラプトンだけにとどまらず、、ロン・ウッド、など。ラスト・ワルツのリハーサル写真にはびっくりした。

通常、アーティストの写真展というと、宣材用だったりアルバムのジャケット用だったりすることが多く、アーティスト側も当然ながら撮られることを意識して顔を作ったりポーズをキメたりする。がしかし、パティが撮った写真は、ビジネス用とは異なり、気を許した身内だけに見せる顔になっていると思う。娘と一緒に写るキース、自宅ガレージを披露するジェフ・など、貴重なショットになっている。

各写真展の情報は、それぞれ以下へ。

ギャラリーEM西麻布 
3/29(水)‎〜4/28(金) 

リコーイメージスクエア銀座 
3/29(水)‎〜5/14(日) 火曜休

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