PJハーヴェイ(PJ Harvey)、8年ぶりに来日
PJハーヴェイが、2017年1月以来8年ぶりに来日する。明日、Zepp Hanedaまで足を運ぶ予定だ。8年前は東京公演1回のみで、会場はオーチャードホールだったが、ワタシはスルーしていた。
ワタシが彼女のライヴを観たのは2004年のフジロック1度きりで、実に21年前のこと。彼女は赤ドレスに赤ブーツといういでたちで、初日のグリーンステージに立った。華奢で小柄ながら、パワフルでエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げていたと記憶している。
ファーストアルバム『Dry』のリリースが1992年だから、既にキャリア30年以上の大ベテランだ。個人的にはギターをかき鳴らす女性ロッカーというイメージを持っていたが、多彩な楽器を使いこなすマルチな面も持ち合わせる。そして、軸にしているのは自らの歌唱だ。
今回のツアーは、2023年にリリースした新譜『I Inside the Old Year Dying』を軸にしているようだ。決してハードではないが詩的・叙情的な世界観が感じられる作風で、耳で聴く演劇のような感覚がある。これが、ライヴでどのように表現されるかが楽しみだ。
関連記事
記事はありませんでした