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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年)

公開日: : 最終更新日:2025/03/13 ワイルド・スピード ,

ワイルド・スピード  EURO MISSION

元英国特殊部隊ショウ率いる犯罪組織を追っている、アメリカ外交保安部(DSS)のルーク・ホブス。静かに生活を送っているブライアンとドミニクを訪ね、チームの招集と捜査への協力を依頼する。ドミニクは一度は協力を渋るが、死んだはずの元恋人レティが組織の中にいることを知って引き受け、チーム全員の罪状の放免をホブスに約束させる。

でショウのアジトを突き止め、踏み込むルーク。しかしショウたちはアジトを爆破していち早く逃げ出し、ドミニクたちは追跡。ロンドン市内でカーチェイスを繰り広げる中、ドミニクはレティに遭遇。しかし、レティは躊躇なくドミニクを撃って逃亡。彼女は、記憶を失っていて、ショウに利用されていた。

シリーズ6作目。作品を重ねる毎にアクションのド派手さはエスカレートし、本作は中盤にはハイウェイでの戦車との攻防があり、そしてクライマックスはNATO基地滑走路での離陸直前の飛行機も絡めた、最早ムチャクチャとも言えるやり合いがある。滑走路が、長い長い(笑)。

カーアクションだけでなく、生身の人間同士の肉弾戦もあり、観る側を飽きさせない。序盤ではレティとルークが連れてきたロシア人警官との総合格闘技のような攻防が、ロンドン地下鉄の通路や階段で繰り広げられる。終盤では、飛行機内でドミニクとショウ、ホブスとショウの部下の大男と交戦する。

キャストは、過去作から継続して出演するキャラクターは、同じ人が演じている。レティは、ミシェル・ロドリゲスが復帰。本作ラスボスのショウはで、『三銃士』や『ホビット』シリーズなどに出演し、本作の翌年には『ドラキュラZERO』に主演。存在感ありありの悪役は、この人自身俳優として頭角を表してきた時期だったと思う。

エピローグが東京渋谷でのカーチェイスになり、ハンが事故死。ここで、3作目『TOKYO DRIFT』にリンクする。ハンを演じるサン・カンの人気が出たことから、4作目以降にも生かしたということのようだ。そして、ハンを死に追いやったのは、ジェイソン・ステイサムが演じる男だった(この時点で役名は不明)。

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