ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年)
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ワイルド・スピード
前作ラストで逮捕され、懲役25年を求刑されたドミニク。しかしブライアンやミアらが護送車を襲撃してドミニクは脱出し、一味は国際指名手配されてしまう。ブラジルのリオデジャネイロに逃れた一味は、かつての仲間ヴィンスと落ち合う。
ヴィンスの仲介によって貨物車からクルマを運び出すドミニクとブライアンは、仲間の裏切りによって捕らえられてしまう。リオを牛耳る実業家レイエスの拘束から逃れたふたりは、レイエスの裏金1億ドルの強奪を計画。一方、ふたりを追ってアメリカ外交保安局(DSS)のルーク・ホブスがリオに到着する。
シリーズ5作目。ブライアンとドミニクがついに同胞となり、ミアはブライアンの子を宿す。1億ドル強奪のために、ドミニクはチームを結成。召集されたメンバーたちは、ローマンとテズ(2作目)、ハン(3、4作目)、ジゼル(4作目)と、過去4作に登場してきたキャラクターたちで、(この時点での)シリーズ総集編の様相を見せている。
一方、以降シリーズで重要な役割を担うホブスが、本作から登場。一度はドミニクたちを逮捕するも、レイエスに買収され汚職にまみれるリオ警察に護送車ごと襲撃されてしまう。ドミニクがホブスを助ける格好になり、ホブスはリオ警察に激怒して、共闘する流れになる。
作品を重ねる毎にカーアクションの要素は減るが、中盤で1億ドルの分け前を賭けた市街地レースがあったり(妹ミアの出産祝いの意味でドミニクがわざと負ける)、クライマックスは金庫ごと引きずってリオ市街を走り抜けるカーチェイスとなる。ラストは、ブライアンとドミニクが最後のレースに挑む。
キャストは、過去作から継続して出演するキャラクターは、同じ人が演じている。一方、DSS捜査官ホブスはドウェイン・ジョンソン、彼が現地で起用する新人警官エレナはエルサ・パタキーという人で、ふたりとも以降のシリーズ作品に継続して出演している。
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