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LIFE/ライフ(2013年)

公開日: : 最終更新日:2024/12/25 ベン・スティラー ,

LIFE/ライフ(2013年)

著名なフォトグラフ雑誌『LIFE!』を出版するライフ社にて、ネガ管理者として働くウォルター。しかし、突如会社の事業再編が行われることとなり、『LIFE!』 誌は廃刊が決まってしまう。

写真家のショーンは、最終号の表紙に相応しい最高傑作というネガをウォルターに託していた。しかし、管理しているフィルムの中に該当のネガはなく、それをショーン本人が持っていると考えたウォルターは、冒険家でもあり常に被写体を求めて移動しているショーンに会うべく、グリーンランドに向かう。

劇場で予告編だけは見ていたが、そのときは妄想癖のあるウォルターは単にイタい中年にしか見えなかった。実際、前半は妄想を何度も爆発させてスーパーヒーローを気取り、しかし現実世界では、密かに想いを寄せる女性シェリルに対してアプローチすらできない。

しかし、ショーンを追って世界中を駆け巡り、さまざまな人たちとの交流を経るうちに、ウォルターは少しずつ自分を解放していく。そして、ついにショーンとの邂逅を果たし、最高傑作とされたネガを目の当たりにする。

ウォルターは。キャラ設定が『ナイト ミュージアム』のラリーと被っているように思え、またかという気がしないでもない。この人は、監督も務めている。ウォルターの母は、名優シャーリー・マクレーンだった。

シェリルはクリステン・ウィグという人で、ワタシが観た作品だと、『宇宙人ポール』でヒロインの女性だった。また、『ワンダーウーマン 1984』にも出演している。

ショーンは、。伝説の写真家的な扱いで、序盤から名前だけは飛び交っていたが、結局登場しないのではと思っていた。がしかし、終盤でやっと登場。ウォルターの仕事ぶりを高く評価し信頼し、それが観る側に対してウォルターをも引き立たせている。出番はわずかながらも抜群の存在感を放っていたのだ。

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