オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)、初来日公演
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Olivia Rodrigo
昨年、セカンドアルバム『Guts』リリースに伴いプロモーション来日したときから、単独来日があることを予想していた。今年5月に、そのときは1回限りと銘打たれて来日公演が発表。会場は10,000〜15,000人キャパシティの有明アリーナだったが、チケット争奪戦は熾烈を極めた。ワタシは、このときは入手できなかった。
追加公演が発表されたのは、6月半ばのこと。当然のように、この公演も完売。今度は、なんとか入手することができた。
以前は、先行予約としての枠があり、一般発売もされるのが標準的なチケット販売の段取りだったと思う。しかし近年は、アーティストにもよるのかもしれないが、先行予約で出し切って一般発売が行われないケースが見受けられる。オリヴィアも、そして2月のテイラー・スウィフトも確かそうだったはずだ。
さて話を戻すと、カリフォルニア出身で2003年2月生まれの、現在21歳。ビリー・アイリッシュよりも更に若い。顔立ちがどことなくアジア人っぽいと思ったら、父親がフィリピン系アメリカ人だそうだ。もともと子役として活動していたが、2021年にシンガーとしてデビュー。アルバム『Sour』は大ヒットし、グラミーにもノミネートされている。
個人的には、『Sour』のジャケット写真が気持ち悪くて、なかなか彼女に向き合えなかった。インパクト重視だったのだろうか。なんでこんな写真にしたのかと思い、音には触れず、名前をときたま耳にするくらいだった。
彼女への見方が変わったのは、今年4月にニューヨークのマディソンスクエアガーデンで単独公演を行ったと聞いてからだ。2万人のキャパシティで、アルバム2枚のキャリアしかないアーティストが公演をするなど、ふつうに考えればリスキーもいいところだ。しかし、彼女はそれをやってのけてしまったのだから、実力は本物と見ていいはずだ。そんなことを考えていたところに、来日決定の報が届いた。
公演は、明日からスタート。ワタシは、あさって会場に足を運ぶ予定だ。
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オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)@有明アリーナ
開演10分くらい前、ステージのバックドロップに、アルバムタイトルにしてツアータイトルでもある