スティーリー・ダン(Steely Dan)『Plush TV Jazz-Rock Party(シークレット ライヴ・イン・NY)』
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最終更新日:2024/09/03
Steely Dan
スティーリー・ダンは、2000年2月にアルバム『Two Against Nature』をリリース。それに先駆けて、1月にニューヨークのライヴハウスでシークレットライヴを敢行。映像作品としてリリースされている。
バンドの状況だが、80年代は活動休止状態で、それが1994年に突如活動再開。来日公演も実現し、ワタシも94年と96年に足を運んでいる。ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは、ツアーで手ごたえを得たのだろう。この流れに乗って、新譜制作に至ったと思われる。スタジオアルバムのリリースは、1980年の『Gaucho』以来、実に20年ぶりになる。
さてライヴだが、狭いステージに大所帯のバンドが集結。ドラム、ベース、ギター、キーボード、4人のホーンセクション、3人の女性コーラスという編成だ。フェイゲンはピアノもしくはハンディのキーボードを、ベッカーはギターを弾いていた。バンドとしての演奏力は、とうぜんのように高い(フェイゲンの手の動きが、ぎこちなく見えた瞬間はあったが)。
セットリストは、お披露目である『Two Against Nature』からが最も多いが、やはり往年の曲の方に目と耳が行ってしまった。『Green Earrings』『Josie』『Black Friday』『Babylon Sisters』『Kid Charlemagne』『Peg』『Pretzel Logic』と、名曲の目白押しだった。
映像は、ほぼ1曲ごとにインタビューやリハーサル風景、客のコメントなどを挟むドキュメンタリー映像が組み込まれる構成だった。以前、スカパー!で放送されたときは、ドキュメンタリーをカットしてライヴの映像だけに編集されていた。権利関係もあり、DVD化されている作品はダイジェスト化で放送されることが少なくないが、にしても思い切った編集だ。
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