坂本慎太郎@ソニックマニア’24(Sonicmania’24)
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Summer Sonic 2024 ソニックマニア, フジロック
ここ数年だと、2021年と2023年のフジロックでも観ているが、今回もいいライヴだった。バンドは、ドラム、女性ベース、サックスで、恐らくここ数年不動だと思う。
スーツ姿の坂本は、ギブソンSGをかき鳴らし上体を小刻みに揺らしながら歌っていた。ベースの女性は、ブレイもさることながらコーラスが結構効いていた。サックスの人は、たぶん2本のサックスを使い分けていたほか、フルート、シェイカーなども操る多彩ぶりを発揮していた。
開始直後から、PAブースよりレーザー光線が発せられ、それがステージだけでなく両サイドの幕にまで照射されていた。装飾としての光線のほか、リズムに呼応する波形のようにも受け取れた。フジロックでもされていた演出だが、そのときは夜のフィールド・オブ・ヘヴンに溶け込む印象だったので、今回はよりダイレクトにレーザーの美しさが伝わってきた。
ラストは、『ナマで踊ろう』。ここで、坂本の変態ギターが炸裂。ソロになり、いい意味でのゆるい音楽がベースになった人だが、ゆらゆら帝国を知る身としては、ノイジーなリフを爆発させてくれたのは嬉しかった。
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