10-Feet@フジロック’24
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Fuji Rock Festival'24 フジロック
やたらとMCが多く、友人のこと、楽しく生きることなどを訴える一方、自分たちはあと52曲演って、次のマンウィズが登場するのは23時52分くらいになる、という冗談も言っていた。結局、52曲を6曲に凝縮して、ライヴを続行。
ドラム、ベース、ギターのスリーピースで、しかし、3人だけとは思えない演奏力の分厚さだ。特にTAKUMAは、歌いながらでもギターの手が止まらず、むしろ速弾きっぽかった。個人的に観るのは2012年のナノ・ムゲン・フェス以来だが、この12年の間に、バンドは大きく飛躍した。自主開催のフェス京都大作戦は続行され、昨年末には紅白にも出場した。
そして、いよいよ『第ゼロ感』だ。映画『THE FIRST SLUM DUNK』の主題歌としてヒットしたばかりか、バスケットボール日本代表のテーマ曲的な位置づけにもなった。ロックとアニメとスポーツを結びつけた、奇跡的な曲だ。サビでは客の「ウォーオオオオ」の大合唱が当然のように発生。この光景は、10-Feetのエントリーが決まった時点で約束されていた。
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