27回目のフジロック、27回目の参加
公開日:
:
Fuji Rock Festival'24 キラーズ, フジロック
1997年に始まったフジロックフェスティバルは、今年で27回目を迎える。会場が苗場スキー場に移ってからは、25回目だ。
1997年の第1回は、台風直撃などにより、初日はなんとか開催したものの2日目は中止に。翌1998年は、会場を東京の豊洲に移して成功。このときは、フジロックを終わらせてはならないという、切迫感のようなものがあった。
そして、3年目の1999年。会場が苗場になり、入場してみると、なんとも言えない空気感があった。今では毎年当たり前になっている、何もしなくてもただそこにいるだけで楽しいという、独特の空気感だ。3日間を過ごして、無事に成功に終わった。
2003年から10年の間は、必ず強い雨に見舞われた。参加者が雨具と折りたたみ椅子を持参するのも、当たり前のようになった。3日間が終了し、帰宅する月曜日になると憎らしいくらいの好天になり、なんでこの天気がもう少し早くに、と少しだけ恨んだ(もちろん、この期間以外にも強い雨に見舞われた年はある)。
2020年はコロナ禍のため翌年に延期、2021年は国内アーティストのみの出演で開催した。2021年と2022年は参加者が少なく、トイレは全く並ばずに利用することができた。通常に戻ったのは、2023年からだ。
今年は、円安の影響もあるのか、発表されたアーティストは比較的地味に思えた(個人の感想です)。初日ヘッドライナーのSZAがキャンセルし、代役アーティストによっては、より一層地味になってしまう恐れがあった。しかし、ここで救世主キラーズが登場。俄然テンション上がるがあがるとともに、トータルで見てもそれなりにバランスのとれたラインナップになっていると思えるようになった。
というわけで、明日苗場入り。のんびりと楽しんできます。
関連記事
-
-
ジーザス&メリー・チェイン(The Jesus And Mary Chain)@フジロック’24
ジザメリの来日は、いつ以来になるのだろう。個人的には、2008年にクアトロで行われたサマソニ
-
-
アイドレス(Eyedress)@フジロック’24
カリフォルニアを拠点に活動する、フィリピン人アーティスト。バンドは、ドラム、ベース、キーボー
-
-
アス(US)@フジロック’24前夜祭
モバイルオーダーしていたオフィシャルグッズを受け取り、19時40分頃にオアシスエリアに入る。
-
-
チャラン・ポ・ランタン@フジロック’24
ヴォーカルの妹もも、アコーディオンの姉小春のデュオ。ももはピンクのロングヘアにド派手な衣装、
-
-
ルーファス・ウェインライト(Rufus Wainwright)@フジロック’24
ベテランシンガーソングライターだが、観るのは今回がはじめて。セッティング中、自らピアノとマイ
- PREV
- 小原乃梨子さん死去
- NEXT
- アス(US)@フジロック’24前夜祭