109プレミアムシネマ新宿、値は張るが極上の空間
高橋幸宏のライヴ映像を観た109プレミアムシネマ新宿は、昨年4月にオープンした新宿歌舞伎町タワーの9階10階にある。今回、はじめて利用した。
先に料金を書くと、クラスSが6,500円、クラスAが4,500円。ほかの映画館の料金よりは、かなり高額の設定だ(ムビチケなどを使った場合は、差額を支払う)。これには、ラウンジでのサービスが含まれている。クラスAはポップコーンとドリンクがフリー、クラスSは加えて作品鑑賞後にプレミアムラウンジを利用できる。
行ってわかったのだが、各シアターはラウンジの中にあり、よって利用者は必ずラウンジに入る構造になっていた。ラウンジには、上映開始時間の1時間前から入場可能。ソファーが豊富に設置されていて、くつろぎながらシアター入場を待つ。ポップコーンはLサイズかそれよりも大きく、ひとり分の量としては多すぎるくらい(と言いつつおかわりした)。
時間になり、シアターに入る。クラスSもクラスAも全席リクライニング可能なプレミアムシートで、隣の席ともスペースがあって気にならない。ポップコーンやドリンクを置けるサイドテーブルが、両サイドにある。クラスSは左右に仕切りがあり、更に没入感があると思われる。
音響面では、坂本龍一が監修した「SAION -SR EDITION-」という音響システムが採用。予告編の後に坂本のコメント映像が流れ、日本で最も優れた音響の映画館だと、自信を覗かせていた。作品を観ての所感としては、ナチュラルでクリアだったと思う。
というわけで、設備やサービスは素晴らしいが、料金を考えれば次いつ来るかはわからない。横浜住まいの身としては、横浜や川崎の映画館を利用することがほとんどでもあるので。
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