サマソニ2023(Summer Sonic)を振り返る (2) –アーティスト編
公開日:
:
Summer Sonic 2023 ケンドリック・ラマー, コーネリアス, サマソニ, ブラー, リアム・ギャラガー
【期待以上によかった】
ブラー、ケンドリック・ラマー、リアム・ギャラガー、インヘイラー、コーネリアス、YOASOBI
【期待通りによかった】
ザ・スナッツ、トゥー・ドア・シネマ・クラブ、ペール・ウェーヴス、ウェット・レッグ
【儲けもの】
メイジー・ピーターズ、FLO、w.o.d.、[Alexandros]
【なんと言ったらいいものか】
NewJeans
観たアーティストは、初日8組、2日目7組で、計15組。ステージ別では、マリンステージ7組、マウンテンステージ3組、ソニックステージ5組という具合。去年は11組だったので、今年は結構多くのアーティストを観ることができた。
予定ではペール・ウェーヴス始まりのはずだったが、少し早く会場入りした関係上、NewJeansからスタート。2アクト目とは思えない、アリーナとスタンド席の超満員の客入りに驚かされた。後で知ったが、彼女たちはサマソニが日本初ライヴだそうだ。
YOASOBIはブラー終了後に駆けつけたので、10分くらいしか観られないと思っていた。それが、マウンテンステージの進行が遅れていたらしく、結果的に30分弱くらい観ることができた。対照的に、ウェット・レッグは25分ほど観てからマリンステージに移動する心づもりでいたが、開演が10分遅れて15分弱くらいしか観られなかった。フェスでは、こういうこともある。
ベストは、うーん、たらればでフルタイムのセットだったらリアムになるが、今回はブラーで。ケンドリック・ラマーもものすごかったが、この人の音楽や世界観に、ワタシはまだまだついて行けていなかった。リアムの枠はもう少し長く取ってもらって、ケンドリックとのダブルヘッドライナースタイルにしてもらってもよかったのに。
ブラーは9年ぶりの来日、個人的にフェスで観るのは99年のフジロック以来だった。巨大野外ステージを制するだけの力量があるのは当然だが、今回改めて証明してくれた。デーモンの表情や仕草が時折少年っぽく見えたり、『Girls & Boys』でFILAのジャージに着替えたりと、彼ら自身がこの状況を楽しんでいるように見えた。
関連記事
-
YOASOBI@サマソニ’23
ブラー終了後に移動してマウンテンステージに駆けつけ、観れたのはラスト25分程度。マウンテンス
-
ブラー(Blur)@サマソニ’23
サマソニ出演は、2003年以来実に20年ぶり。しかしこのときはグレアム不在、そして個人的にも
-
トゥー・ドア・シネマ・クラブ(Two Door Cinema Club)@サマソニ’23
過去3度観ているが、2009年ブリティッシュ・アンセムズ、2010サマソニ、2011年サマソ
-
ブラー、ケンドリック・ラマー、リアム・ギャラガーなど サマソニ2023出演アーティスト発表
今年のサマソニは仕掛けが早い。おとといブラー(東京初日)、昨日ケンドリック・ラマー(東京2日
-
w.o.d.@サマソニ’23
ドラム、ベース、ギター&ヴォーカルの、日本人スリーピースバンド。音合わせを自分たちでやってい