フー・ファイターズ(Foo Fighters)『Skin And Bones』
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Foo Fighters ウォールフラワーズ, ニルヴァーナ, フー・ファイターズ
フー・ファイターズのライヴDVD『Skin And Bones』を観た。2006年ロサンゼルス公演の収録であり、アコースティックスタイルでのライヴだ。
冒頭は、デイヴがアコギを弾きながら楽屋を歩いて回り、メンバーはもとよりその家族の表情までもが確認できる。そしてカメラはステージへと移り、デイヴ・グロールがひとりで『Razor』を弾き語りで歌う姿に。やがて他のメンバーも登場して演奏に加わり、サウンドが重厚になる。通常のライヴと異なるのをデイヴ自身も実感していて、客の表情がよく見えると言い、リラックスしながらも緊張感のある演奏を繰り広げる。
メンバーはフーファイの4人のほか、バイオリンのペトラ・ヘイデン、キーボードにはウォールフラワーズのラミ・ジャフェ、パーカッション、そしてパット・スメアという編成だ。パットがこうした形で参加してくれたのがとても嬉しいし、ラミ・ジャフェのエントリーも嬉しく、デイヴの人脈の幅広さが垣間見れる。
このライヴでは、ふた通りの楽しみがある。ひとつは、既存のハードでソリッドな曲が別の曲に生まれ変わったかのような再発見があること。ここでは『My Hero』『Big Me』『Times Like These』などがそうだ。もうひとつは、アコースティク用の曲が改めて映えてくることだ。冒頭の『Razor』やタイトル曲、『Friend Of A Friend』などがそうだし、中でも注目はニルヴァーナ時代にデイヴが書いた曲『Marigold』で、シングルのカップリングとしてひっそりと収録されていたのが、こうした形で日の目を見たというのが、デイヴにしてみればしてやったりだろう。
ラミ・ジャフェとパット・スメアはその後正式メンバーとなり、現在に至っている(パット・スメアは復帰)。
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