ロッキー4 炎の友情(1985年)
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最終更新日:2024/04/24
ロッキー シルベスター・スタローン
ソ連のアマチュアボクサー、ドラゴが渡米し、エキシビションマッチをすることに。ロッキーのかつてのライバルであり、その後は友情で結ばれているアポロは、ドラゴがロッキーと戦いたがっているのを知って自ら対戦を名乗り出る。
試合はエキシビションとは名ばかりの凄惨な内容になってしまい、容赦しないドラゴはアポロをKOし、アポロはリング上で絶命してしまう。リベンジを誓いドラゴとの対戦を決意するロッキーだが、試合はソ連のモスクワで行われることになった。
『ロッキー』『ロッキー2』では人間ドラマだったのが『ロッキー3』でエンタメ性が芽生え、本作では完全にエンタメに徹している。その内容も、友情・努力・勝利と、まるで少年ジャンプのような展開だ。
米ソ対決というのはあまりにもわかりやすい図式だし、トレーニングのシーンも自然の中で鍛えるロッキーと最新科学の中で自分を追い込むドラゴとが交互に映し出される。この2人だけでなく、それぞれの夫人であるエイドリアン、ルドミラ、そしてアポロ夫人との対比も面白い。
アポロとドラゴのエキシビションマッチでは、故ジェームズ・ブラウンによる『Living In America』の演奏シーンがあり、サバイバーによる主題歌『Burning Heart』は亀田興毅の、挿入歌『Training Montage』は現役時代の高田延彦の入場テーマ曲に使われていた。
ドラゴの妻ルドミラを演じていたブリジッド・ニールセンは、スタローンが刑事役で主演した『コブラ』では恋人役で共演しており、私生活でも当時の恋人だった・・・という話も、今となっては懐かしい。
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