*

ロッキー2(1978年)

公開日: : 最終更新日:2023/05/24 ロッキー

ロッキー2

強烈なインパクトを与え、を無名の俳優から一躍有名にさせた『ロッキー』の続編になる。

前作のラストを、振り返るところからスタート。ヘビー級世界チャンピオンのアポロと、15ラウンドを戦い抜いたロッキー。結果こそ判定で敗れたものの、一躍時の人に。一方、無名のボクサーにチャンスを与えて軽く勝つはずだったアポロは、プを傷つけられる。ロッキーはエイドリアンと結婚し子供をもうけ、平穏な生活を意識する。しかし、舞い込んだCMの話でセリフを満足に言えずキャンセルされてしまい、職を探すハメに。一方、アポロはメディアを通じてロッキーを挑発し始め、ロッキーも再びリングに上がることを意識するようになる。

試合に臨むためのトレーニングシーンはこのシリーズでは最早お約束だが、本作のそれは圧巻だ。街中をランニングしていると子供たちがロッキーの後について一緒に走り、その子供の数がどんどん増えてきて、数10人いやもしかしたら100人以上の大連隊になる。その向う先はお馴染みフィラデルフィア美術館で、階段を上り切り、美術館を背にして街並みを眺めながらガッツポーズを取るロッキー。第一作ではひとりだったのが、今回は大勢の子供たちに囲まれていて、このシーンでもう結末は見えたようなものだ。なお、前作では脚本と主演を務めたスタローンだが、今作では加えて監督もこなしている。

関連記事

ロッキー3(1982年)

前作『ロッキー2』の終盤をなぞる形で、物語がスタート。アポロを倒してヘビー級王座を獲得したロ

記事を読む

ロッキー(1976年)

言わずと知れたボクシング映画の名作であり、脚本・主演したシルベスター・スタローンを一躍スター

記事を読む

クリード 炎の宿敵(2018年)

かつてアポロ・クリードと対戦して命を奪ったソ連のボクサー、イワン・ドラゴ。しかしロッキーに敗

記事を読む

ロッキー・ザ・ファイナル

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年)

妻エイドリアンをガンで亡くしたロッキーは、レストランのオーナーをしていて客に自分のチャンピオ

記事を読む

クリード チャンプを継ぐ男(2015年)

ロサンゼルスの孤児院にいたアドニス(ドニー)は、元ボクシング世界ヘビー級チャンピオンのアポロ

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑