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『ザ・ファイター』とドロップキック・マーフィーズ(Dropkick Murphys)

Dropkick Murphys『The Warriors Code』

ザ・ファイター』関連でネット検索してみると、いろいろ面白いことがわかってくる。

ミッキー・ウォードは実在の人物でウィキペディアにも掲載されているが、片親違いの兄ディッキー・エクランドは少なくともウィキへの掲載はなく、いくら探しても、引っ掛かってくるのはこの映画関連の記事ばかり。なので、ディッキーがシュガー・レイ・レナードと戦えるレベルのプロボクサーだったというのは、もしかすると脚色かもしれない(違ったらごめんなさい)。ちなみに、劇中でレナードは本人が演じていた。

は弟ミッキーを演じ、は兄ディッキーを演じているが、実年齢ではなんとマークの方が2歳年上だった。マークは主演のみならず制作にも携わり、度重なる監督やディッキー役の交代に屈することなく、作品を完成させてみせた。ディッキー役は、からを経て、ベールに決まったそうだ。

更に、ウィキ情報で驚きの事実が。マークは以前はジシャンと俳優を掛け持ちしていて、マークが在籍していたグループは、やがてニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックになったとのこと。マークは不参加だったが、実兄がメンバーのひとりになったそうだ。

舞台はマサチューセッツ州ローウェルで、ミッキー・ウォードはアイルランド系。そして、同じくマサチューセッツ州出のアイリッシュ・パンク・バンドとして、にも何度か出演しているドロップキック・マーフィーズがいる。境遇がほぼ同じことから、バンドにとってミッキーの存在は偉大な存在なのだろう。アルバム『ウォリアーズ・コード』のジャケットにミッキーを使っているのだ。

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