「風街オデッセイ2021」を配信で観た

ソニックマニアを観るためにWOWOWオンデマンドに申し込んだ。8月末で解約したが、その間せっかくなのでほかのプログラムも観た。去年11月に武道館で2日間に渡って開催された、松本隆50周年記念の「風街オデッセイ2021」もそのひとつだ。この公演には、ワタシも足を運んでいた。

風街オデッセイ2021 第一夜
風街オデッセイ2021 第二夜

放送時間は、両日とも約2時間50分の長尺。そして、ほぼノーカットで放送されていることに驚かされた。何組かのアーティストはMCもしたが、それらもほぼ収録されていた。出演したが映像公開をNGにしたアーティストは、いなかったと思う。

ワタシが気づいたカットシーンは、2日目はっぴぃえんどのときに鈴木茂がギターのチューニングが合わず、イントロを途中でやめてやり直したところくらい。あとは、出演アーティストが交代するときを、こまめにカットしていたかもしれない。

客席からは一方向でステージを観ることになるが、映像になるとカメラが複数台設置され、スイッチングによってさまざまなアングルから観ることができる。特に、ステージ後方から客席を臨むアーティスト目線のアングルや、ステージ袖つまり側面からアーティストや風街ばんどを臨むアングルは、新鮮だった。

2日間で、のべ40組前後のアーティストが出演。正直に言って、覚えていたのは半分ちょっとくらい。次はこの人だと思ったときに別の人が登場し、おのれの記憶力のなさを痛感した（汗）。ワタシは幸運にも最前列で観ることができたので、声出しNGの中で心中はテンション上がりっぱなしだった。改めて映像として観ることで、全体像が見えてきた。

この映像はいずれはDVD化されると思われるが、そっくりそのまま使われるだろうか。