メトロポリタン美術館展に行ってきた
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最終更新日:2024/10/05
西洋画
国立新美術館で開催されている、「メトロポリタン美術館展」に行ってきた。チケットは完全日時指定で、ワタシは2日前に望んだ日時で予約。てっきり空いていると思いきや、当日券が時間毎に次々に完売になり、館内もそこそこ混んでいた。
展示は、大きく3つのブースで成り立っていた。(1)16世紀のルネッサンス期、(2)17~18世紀の絶対主義/啓蒙主義期、(3)19世紀の写実主義期だ。ざっくりで、(1)は宗教画、(2)は人物、(3)は風景画が多いように見えた。ほとんどが油絵でキャンバスに描いていたが、1点だけ板に描いていた絵画があった。
(1)では油絵であることを感じさせない緻密なタッチで、それでいてダイナミックで力強い作風の絵画が多かった。(2)からは、油絵ならではのタッチが目立つようになったと感じた。(3)は、淡い色使いの作品が印象的だった。
個人的に西洋画家にあまり詳しくはないが、それでも有名な作家の作品を目の当たりにしたときには感激した。(2)ではフェルメールやレンブラント、(3)ではターナー、マネ、ルノワール、モネ、ゴーギャン。ラストをモネの『睡蓮』にしたのは、意図的な配置だったと思う。
メトロポリタン美術館はニューヨークにあり、アメリカを代表する美術館のひとつになる。ファッションイベント「メットガラ」も、ココで開催されている。いつかは本場へ、と、思いを馳せてみる。
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