フー・ファイターズ(Foo Fighters)のテイラー・ホーキンスさん(Taylor Hawkins)死去
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最終更新日:2022/03/30
Foo Fighters クイーン, サマソニ, フー・ファイターズ
フー・ファイターズのドラマー、テイラー・ホーキンスさんが25日に亡くなった。第一報はバンドのSNS。現時点で死因は公式発表されていないが、体内から多量のドラッグが検出されたという報道がされている。まだ50歳だった。
テイラーさんは、アラニス・モリセットのバンドを経てフーファイに加入。セカンドアルバム『The Colour And The Shape』のツアーから、活動を開始した。ドラマー出身のデイヴ・クロールが認め、背中を預けた人だった。リズムキープに徹するだけでなく、独特の存在感を放つ、個性的なドラマーだった。
近年のフーファイのライヴでは、クイーン『Under Pressure』のカヴァーでデイヴがドラムを担い、テイラーさんがステージ前方に出てリードヴォーカルを務めるのが定番になっていた。フーファイのほかにも、自身がフロントマンになってのソロアルバムもリリースしていた。
個人的にフーファイのライヴを10回観ているが、初来日の95年クラブチッタ公演以外は、ドラムセットには常にテイラーさんがいた。最後に観たのは、2017年サマソニのヘッドライナーだった。あの、リック・アストリーが飛び入りしたステージだ。
フーファイは、年内いっぱいまでツアーすることを発表していた。現在は南米をツアー中で、亡くなったのは滞在先のコロンビアだった。27日にはブラジルのロラパルーザに出演し、4月にはグラミー授賞式でのパフォーマンスも予定されていた。
訃報は、まさに突然だった。テイラーさんがもういないという悲しみと、フーファイがこれからどうなってしまうのかという不安が、共に頭をよぎってしまう。とにかく、残念でならない。謹んで、ご冥福をお祈りいたします。
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