アンチャーテッド(少しネタバレ)
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最終更新日:2022/02/24
アドベンチャー スパイダーマン, マーク・ウォールバーグ
10歳のときに兄サムと別れたネイト。それから15年後、ニューヨークでバーテンとして働くネイトに、古物商のサリーが声をかける。サリーは大航海時代の冒険家マゼランが残した50億ドルの財宝を探すことを持ちかける。ネイトは怪しんでいったんは断るが、サリーがサムを知っていたことから、話に乗る。
2人は、財宝への航路を示す地図が隠された場所への鍵となる十字架を入手すべく、オークション会場へ。同じく財宝を狙うモンカーダと競り合った末に十字架を奪取し、バルセロナへ向かう。十字架はふたつあって、もうひとつをサリーの同業者クロエが持っていた。3人は地図を見つけるが、クロエは2人を裏切って地図を持ち去る。彼女は、モンカーダに雇われていた。
シリーズもののゲームソフトの、実写映画化になるそうだ。飛行機から空中に投げ出されるかというド派手なアクション、バルセロナでの教会から十字架を使って地下を探る冒険活劇、クライマックスのマゼランの帆船を空中に吊ってのモンカーダ一味との戦い、と、視覚的には圧巻。全編、あまり考えることなく、頭の中を空っぽにして楽しめる。
トレジャーハンターものでは、『インディ・ジョーンズ』『ナショナル・トレジャー』『トゥームレイダー』などが思い浮かぶが、本作はネイトとサリーのふたりの男性のバディものになっている。ネイトはトム・ホランド、サリーはマーク・ウォールバーグ、モンカーダはアントニオ・バンデラス、クロエはソフィア・アリという人だ。
ネイトの兄サムは生死不明の扱いだったが、エンドロールの冒頭で生きていることが判明。ただ、顔面まではオープンにならず、誰が演じているか不明だ。ポストクレジットでもサリーとネイトのコンビぶりが描かれ、続編作りますと言わんばかりの展開だ。シリーズ化できれば、スパイダーマンのイメージがついたトム・ホランドには、もうひとつの代表作になりうる可能性がある。
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