「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展に行ってきた
ハリー・ポッターの展示に行ってきた。会場は東京ステーションギャラリーで、東京駅丸の内北口を出てすぐのところにある。チケットは日時指定で、土日分は完売している。
展示の内容は、ホグワーツ魔法魔術学校で生徒たちが学ぶ魔術のカリキュラムに沿った体になっている。もともとはロンドンの大英図書館で開催されていたこともあってか、書籍の展示が圧倒的に多い。魔法や魔術に関する年代物の書籍がこうも多いかと、感心させられる。
作者J.K.ローリングによる、メモやスケッチも展示されている。スケッチは細い線のタッチで書かれ、力強さはないが緻密さが感じられた。メモは達筆の筆記体で、読み慣れた人でなければ、じっくり見ないと読み取れない字体だった。シリーズのイラストを担当する、ジム・ケイによるスケッチも多かった。この人は、王立植物園キュー・ガーデンズに務めていたことがあるそうだ。
ハリー・ポッターの世界には、実在および架空の生物が数多く登場する。それにリンクさせ、ヘビやトカゲの絵画などが展示。展示のメインビジュアルになっている、赤いフェニックスの絵画も確認できた。日本からも、河童や人魚のミイラ?などが出展。これらは、きっと日本の展示ならではなのだと思う。
個人的には映画でハリー・ポッターに親しんでいる身で、後はusjのアトラクションやロンドンのワーナー・ハリー・ポッター・スタジオに行ったことがある。ただ、この展示は恐らく原作を読んでいる人の方がもっと楽しめると思われる。J.K.ローリングによって緻密に練られた世界観を読むことで、より一層換気させられるイマジネーションとの親和性が高いように思うからだ。原作の方も、いつかは読むつもりだ。
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