『鬼滅の刃 吾峠呼世晴展』に行ってきた
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鬼滅の刃
これほどまでに、チケットが取りにくい展示があっただろうか。コロナ禍の影響で人数制限している可能性はあるが、完全日時指定のチケットは即完売。土日は取ることができず、平日の分をなんとか押さえて観に行ってきた。入場するまでにも、30分ほどかかった。
展示は、テーマ毎にブースが成り立っている。ワタシはざっくりとストーリーは知っているが、実は原作は未読。なので、各原画を楽しく読ませてもらった。
最初は柱以外の鬼殺隊の面々で、主人公の炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助のほか、カナヲと不死川玄弥もピックアップしていた。原画は額に入って展示されているが、額の外側にも、引き伸ばされた原画や印象的なセリフが明示されていた。
個人的には、続く鬼のブースが見ごたえがあった。上弦の鬼は、壁ではなく搭として展示され、表が鬼殺隊との戦い、裏が人間だった頃の描写になっていた。堂磨や黒死牟、半天狗など、まだアニメ化されていない鬼も、もちろんピックアップされている。
撮影可能なブースは2ヵ所。最初のコミックス全巻表紙と炭治郎・禰豆子の等身大フィギュアのところ、もうひとつは中盤の無限城の再現だった。後者は、さほど広くはないスペースではあったが、鏡をうまく使って屋敷や階段が際限なく広がっているさまを表現していた。
そして柱のブースだ。『無限列車編』も記憶に新しい煉獄からはじまり、宇随、甘露寺、伊黒、無一郎、実弥、悲鳴嶼を経て、比較的前期から登場している胡蝶しのぶと冨岡義勇を最後に配していた。甘露寺と伊黒は、たくさんの人が死んでいく中で恋愛する主要キャラがいてもいいのでは、という位置づけで描かれているように見えた。
後半は、鬼舞辻無惨との総力戦を、炭治郎の戦いを中心に展示している。誰ひとり欠けても無惨を倒すことはできなかったと、改めて思い知らされる。そして、何年か先にはこれがアニメとなって世に出るのかと思うと、いろいろ想像してしまう。『無限城編』は劇場版で2部作あるいは3部作にするだろうか、継国縁壱はどの声優が務めるだろうか、とかいろいろ考えてしまい、今からワクワクする。
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