ボディ・ダブル(1984年)
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最終更新日:2024/05/11
ブライアン・デ・パルマ ブライアン・デ・パルマ
売れない俳優ジェイクはサムという富豪と知り合い、彼の家に招かれる。サムは魅惑的な隣人グロリアの存在を教え、そして自宅の留守番をジェイクに依頼する。ジェイクは毎晩望遠鏡でグロリアを覗くうちに、その魅力に取りつかれてしまうが、ある夜男が侵入しグロリアを殺害してしまう。その後ジェイクは、グロリアが踊っていたのと同じ踊りをビデオで発見し、その女優ホリーに接近する。
B級度全開で、純粋に作品として楽しむにはかなり厳しいものがある。安っぽく仕上げているのは、わざとそうしているのだろうか。ジェイクがグロリアを追いかけストーカー状態になってしまうのもなんだかなあだし、結局真犯人はサムで、ジェイクは殺人の目撃者に仕立て上げられていたのだが、サムがグロリアを殺す動機もよくわからなかった。
キャストは、有名どころではホリーのメラニー・グリフィスくらい。ブライアン・デ・パルマ監督で、この作品はヒッチコックの『裏窓』へのオマージュだとされている。『裏窓』はかなり前に観ているのだが今や記憶に乏しく、もう一度見直す必要がある。それよりも何よりも個人的にツボだったのは、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの『Relax』が、まるでPVのように劇中で流れていたことだ。
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