タイタンの逆襲(2012年)
ゼウスと人間との間に生まれた半神ペルセウスは、息子ヘリウスと共に平穏に暮らしていた。ゼウスの兄ハデスは、ゼウスの正統な息子アレスと共にゼウスを裏切り、巨神クロノスと取引してゼウスを捕らえる。クロノス復活の阻止と父ゼウスを救うため、ペルセウスは伯父ポセイドンの息子で同じく半神のアゲノールに遭うべく、女王アンドロメダを訪れる。
ギリシャ神話をベースにした物語『タイタンの戦い』の続編だが、ワタシは前作よりも先にコチラを観た。劇中の時間軸は、前作から10年以上が経過。人間の寿命など軽く凌駕する神々だが、ゼウスもハデスもすっかり年老いてしまっている。前作のラストで復活したペルセウスの妻イオは、結局亡くなっていた。
ストーリー的には、中盤までは地味だったものの、ワタシの中では終盤のアクションシーンでやっと帳尻があったという感じ。ゼウスが全能なら、ハデスに捕まったところで自力で脱出できるだろと思ったり、クロノスって巨神兵なんじゃと思ったり、など、腹の中でいろいろツッコミを入れていた。
ペルセウスのサム・ワーシントン、ゼウスのリーアム・ニーソン、ハデスのレイフ・ファインズは、前作から続投。アンドロメダは、前作から交代してロザムンド・パイク。本作と同年に、『アウトロー』に弁護士役でトム・クルーズと共演している。ペルセウスやアゲノールらをサポートするヘバイストスが、『スティル・クレイジー』『アンダーワールド』のビル・ナイだった。気付かなかった。。。
劇場公開時には3Dで観たものの、その特性はあまり活かされていなかったように思う。地底の迷路はCGを駆使していたが、そこに3D効果をもっと上乗せさせてもよかったと思う。
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