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アサシン・クリード(2016年)

アサシン・クリード(2016年)

少年時代に母をアサシン装束姿の父に殺されたカラムは、2016年に犯罪者として死刑執行される。しかし、死んだはずのカラムはスペインの施設で目を覚ます。ソフィア・リッキン博士はカラムにに協力を依頼するが、事情が飲み込めないカラムをソフィアの父アランは無理矢理アニムスという装置に接続する。

アニムスは遺伝子記憶の再現装置で、カラムは15世紀スペインで自身の先祖でアサシンのアギラールの半生を追体験する。アサシン教団は、エデンの果実の力で世界支配を目論むテンプル騎士団と戦っていた。ソフィアは人間の暴力性を抑えるためにエデンの果実を求めていたが、アランには別の目論みがあった。

劇中の時間軸は、冒頭が1492年のスペイン、続いて1986年、そして映画公開と同時期の2016年と移り変わる。以降は2016年を基本としつつ、アニムス内では1492年の世界で戦いを繰り広げる。アニムスはVRアトラクションの発展形のようでもあり、金属アームでつながれたカラムは身体能力の高さを発揮するが、同時に消耗もしてしまう。

キャストは、カラムをマイケル・ファスベンダー。今回はビルドアップされた上半身を披露しアクションに挑戦している。ソフィアを、マリオン・コティヤール。個人的にクセのある役をこなすイメージだが、今回はショートヘアーで見た目のイメージが異なり、冷静で清廉な科学者を演じている。アランはで、この人はクリーンな役もダーティーな役もできる人だが、今回は・・・。

劇中だけで最終決着はつかず、続編が作られそうな幕切れになっている。それもそのはずで、原作はシリーズ化されているゲームソフトだった。

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