ザ・ビートルズ(The Beatles)「ファースト U.S.ヴィジット」
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最終更新日:2021/05/16
The Beatles ビートルズ
1964年2月、ビートルズがアメリカに進出。その模様を収めた映像を観た。
ビートルズのアメリカでの人気と存在感を決定づけたのが、エド・サリヴァン・ショーへの出演だ。それが、初アメリカにして3度も出演していたのはびっくり。そして2度目の出演時、ポール、ジョージ、ジョンが1本のマイクスタンドで歌っていたのには、更に驚かされた。ジョンとポールがそれぞれのマイクで歌い、ジョージは時折ポールのマイクに加わってコーラスするイメージだったからだ(ポールは左利きなので、ジョージは入りやすかったのではと思う)。
もうひとつのハイライトは、ワシントンでのライブだ。滞在地のひとつにアメリカ首都を選んだことに、ビートルズ側の戦略を感じる。ライブでは、メンバーが機材のセッティングをしていて、ライブ中の楽器の調整も自分たちでしていた。
記者会見やライブのシーンなどは、他の映像でも確認できるものだ。しかし、ホテルでくつろいでいるシーンや、クラブで踊っているシーンなど、意外な映像もあってびっくりする。深読みすれば、ステージ以外のショットもプロモーションの一環で、仕込まれている気がする。ビートルズのメンバーが一般人に混じって踊っていて、騒ぎにならないとは思えないからだ。
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