「MANGA都市TOKYO ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020」に行ってきた
国立新美術館で開催されている、「MANGA都市TOKYO」展を観に行ってきた。東京はマンガやアニメーション、特撮などの舞台になり、それらが結集されている。
会場の中央に巨大な東京のジオラマが設置され、その奥正面スクリーンには約12分の映像がリピート再生されている。冒頭が「AKIRA」のオープニングで、以降「グランツーリスモ」、「ゴジラ」、「シン・ゴジラ」、「ラブライブ」、お台場のユニコーンガンダムなどが流れていた。エヴァンゲリオンの第3新東京市もあったが、コレは位置としては箱根だ。
ジオラマを囲むようにして、右回りの順路でテーマ別に作品が展示される。個人的に、観たことのあるマンガやアニメがかなりあった。「パトレイバー」「残響のテロル」「シティ・ハンター」「ルパン三世(宮崎駿が手がけたパート2の最終回)」「あしたのジョー」「こち亀」など。手塚治虫の「陽だまりの樹」も、石ノ森章太郎の「佐武と市捕物控」も、「さくらん」も、「帝都物語」も、時代が現代ではないとはいえ、そういや舞台は東京だ。
揚げ足をとるわけではないが、掲載がなかった、してほしかった作品もある。個人的に、アニメでリアルな東京を最初に痛感したのが「幻魔大戦」だった。平井和正の原作、角川映画初のアニメ作品、キャラクターデザインを大友克洋と、当時結構話題があった。潤沢な製作費で描かれた緻密な映像は、「AKIRA」のアニメ映画の原型だったと思う。また、少し前にはテレビで「無限の住人」が放送されていて、江戸城が舞台だったはずだ。
観に行ったのは昨日だったが、公式ツイッターによると、今日はトラブルが発生してしまった模様。電気系統に不具合が生じてしまい、原画は鑑賞できるが、映像が観られないそうだ。あらら。
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