フレンチ・コネクション2(1975年)
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最終更新日:2020/10/20
フレンチ・コネクション
ニューヨークで麻薬王アラン・シャルニエを取り逃がした「ポパイ」ことドイル刑事は、自らフランスのマルセイユに乗り込んで行く。しかし、現地警察とはなかなか噛み合わず、フランス語が話せないため日常でもあたふたする。
ドイルがいることを知ったシャルニエは、拉致監禁してなんとヘロイン漬けにした後、警察署の前に放り捨てる。ドイルは禁断症状と戦い克服した後、かろうじて覚えていたシャルニエのアジトのホテルに乗り込んでいく。
「フレンチ・コネクション」の続編だが、舞台はニューヨークからマルセイユに変わった。キャストで続けて出演しているのは、ジーン・ハックマン演じるドイルと、黒幕のシャルニエのみ。ドイルの同僚、ロイ・シャイダーが演じていたルソーは、登場しない。監督はジョン・フランケンハイマーという人で、「RONIN」などを手がけている人だ。
今回はド派手なカーチェイスや銃撃戦はないが、終盤では逃げるシャルニエを追って、ドイルがひたすら走り続ける。これも、刑事ものの基本フォーマットだろう。そしてついに、シャルニエを仕留めることに成功する。
タイトルの「フレンチ・コネクション」は、トルコからフランスを経由してアメリカに輸出されるヘロインのルートと、その組織だそうだ。
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