ソルト(2010年)
公開日:
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最終更新日:2020/09/22
スパイ・探偵・刑事 アンジェリーナ・ジョリー
ロシアからの亡命者オルロフが、CIAに確保された。オルロフは、ロシアからイヴリン・ソルトという名のスパイが送り込まれ、訪米中のロシア大統領を暗殺すると告げる。そしてイヴリン・ソルトは、オルロフを尋問していたCIAの諜報員だった。一転して同僚から追われる身となったソルトは、夫マイクの身を案じつつ追手から逃れ、髪の色を変えて手際よく銃器を準備する。
公開時に劇場で観た作品だが、その前に「インセプション」を劇場で観た際の予告編から、ストーリーはああなってこうなるだろうと予想していた。しかし思った以上に展開が早く、ワタシが思い描いたところには中盤で達してしまった。その後も二転三転する、期待以上の内容だ。ラストは、ハリウッド映画お決まりと言っていい、続編作ります的な終わり方になっている。
ソルトを演じるは、アンジェリーナ・ジョリー。「トゥームレイダー」然り、やはりこの人はアクションものが映える。しかし、いくら優秀なスパイとはいえ、男相手に強すぎるだろというツッコミも入れたくなる。さて、もし続編が制作されれば、そのときには裏の組織の全貌が明確になると思われるし、またエヴリンの夫マイクがキーマンになりそうな気がする(が、2020年現在続編は制作されていない)。
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