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007 ロシアより愛をこめて(1963年)

公開日: : 最終更新日:2023/02/14 ショーン・コネリー ,

007 ロシアより愛をこめて(1963年)

犯罪組織「スペクター」は、アメリカのロケット軌道妨害を阻止したジェームズ・ボンドへの復讐を目論みつつ、ソ連の暗号解読機レクターを奪取する計画を立てた。トルコのソ連大使館で働く諜報員のタチアナ・ロマノヴァは、幹部ローザの命令によりレクターを持ってイギリスに亡命し、ボンドを護衛に指名する。

ボンドは罠だと知りつつトルコに向かい、イスタンブール支局長と落ち合う。ソ連大使館の構造を確認し、タチアナとも接触。レクター奪取後に3人でオリエント急行に乗り、イギリスへ向かう。そこへ、スペクターの手先が迫る。

シリーズ2作目。前作「ドクター・ノオ」の流れを汲んでいて、冒頭は仮想ボンドを暗殺するスペクターの演習だ。ローザはNo.3の実力者だが、どうやってその地位にまで上り詰めることができたのかと思ってしまう。そして首領も登場するのだが、首から上は映らず、名前も不明。エンドロールのキャスト紹介でも「?」となっていた。

ボンドは、。ボンドガールのタチアナは、ダニエラ・ビアンキという人。見たところ長身そうで、ショーン・コネリーと並んでも違和感がない。役ではロシア人だが、本人はイタリア人とのこと。もともとは敵対していたが、やがて組織を裏切ってボンド側につくという、ボンドガールの流れを作ったとされている。

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