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クイーン展ジャパン(Queen Exhibition Japan)に行ってきた

クイーン展ジャパン(Queen Exhibition Japan)

の展示会が、1月に日本橋高島屋で開催された後、会場を横浜アソビルに移して開催中。足を運んでみた。

編年体にて、特に日本との関わりをクローズアップしながらバンドの歴史を紹介している。75年初来日時の「ジック・ライフ」のアンケートに回答した直筆の用紙が冒頭に展示されていて、興味深かった。4人が好きなアーティスト、影響を受けたアーティストになどを挙げていた。フレディは、愛読書にビアトリクス・ポター(「ピーターラビット」の作家)を挙げていた。

来日公演のセットリストを見るにつけ、来日を重ねる度に名曲が追加されていっていることがわかる。そんな中、エルヴィス・プレスリーの『Jailhouse Rock』が定番であり続けたのが面白いと思った。映像も多く、そのときどきの衣装も併せて展示されていた。最もおおかったのがブライアン・メイの衣装で、次いでフレディだった。フレディの衣装イコール奇抜というイメージはあったが、ブライアンの衣装もそこそこ奇抜だった。

メンバーと直接関わった、日本人のブースもあった。フレディのボディーガードを務めた人。ステージを撮影したカメラマン。ブライアンのギター「レッド・スペシャル」を制作するためにギター職人になって、それがブライアンに公認され、2008年には実際に本人が使用したというギターを紹介するコーナーも(「関ジャム」に出ていた人かな)。

フレディは、の自宅「ガーデンロッジ」の庭の制作を日本人の庭師に依頼していて、写真と図面が展示されていた。個人的には、去年のゴールデンウィークに門の前までは行っていて、高い塀の向こう側はこうなっていたのかと感心した。親日家とされる海外アーティストはそこそこいるが、ここまでやったのはフレディくらいだろう。

来日公演のポスターやパンフレット、チケットなども展示。プロモーターはウドー音楽事務所かと思いきや、渡辺プロダクション(今のナベプロ?)が大半を担っていた。ファンクラブの会報、フレディにアイディアを得た少女マンガなど、日本との親和性の高さは群を抜いている。

ミュージック・ライフの人気投票では、長年に渡ってトップだった。が7~8位で、その差は来日の頻度ではなかっただろうか。70年代後半になるとジャパンが台頭し、83年にはがトップに踊り出ていて、当時の日本の洋楽シーンの一端が垣間見られて面白かった。

最後のブースは、ライブ映像のダイジェストの大きなスクリーンでの上映だった。5曲を10分程度で流していて、平日限定だそうだ。70年代から80年代を映像として記録しているのも、クイーンの強みのひとつだ。

クイーン&アダム・ランバートは、1月に来日公演をおこなっている。日本橋高島屋の展示にはブライアンとロジャー・テイラーが訪れていて、そのときの模様が映像として流されていた。2人がサインしたボードが、モニターの横に展示されていた。左のサインがロジャー、右がブライアンだ。

サイン入りボード

展示物については、そのほとんどが撮影禁止だった。撮影OKだったのは、入り口前のロゴ、上記のサイン入りボード、そして、中盤にあった等身大のフレディ像だった。

等身大フレディ像

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