エトワール凱旋門(2019年12月30日)
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パリ・ロンドン2019年12月-2020年1月
エッフェル塔からは、バスを使って凱旋門に行く予定だった。ストライキで間引きもしくは中止の路線が多い中、事前に確認した限りではこのルートは生きていることになっていた。しかしいくら待ってもバスが来ず、来るのは別の路線のバスばかり。25分待って見切りをつけ、タクシーに切り替えて凱旋門へ。
着いた頃には、日が沈んでいた。シャンゼリゼ通りは赤いイルミネーションで彩られ、そして凱旋門は屋上からサーチライトが放たれていた。地下道をくぐって、反対側に出た。こちらは地味なライティング。そして、向かって右側にエッフェル塔が見えた。時刻が18時となり、塔が5分間びかびかと光っていた。
凱旋門は、有料で屋上まで上がることができた。入り口は地下道にあり、長蛇の列ができていたので華麗にスルー。前日、ヴェルサイユ宮殿に行く際にバスで凱旋門の脇を通り過ぎたのだが、そのときに敷地内に入っている人を見かけていた。なので、無料でも門の下までは行けるものと思っていたが、どうやらその人たちは車道から乗り込んだものと思われる。
ストライキのため鉄道は軒並み動いていなかったが、凱旋門付近の駅から乗る路線は動いていた。シャルル・ド・ゴール=エトワール駅から、メトロ1号線に乗った・・・つもりが、ホームを誤って2号線に乗ってしまった。次の駅で折り返して戻り、今度は1号線に乗車できた。
切符はあらかじめ買っていたのだが、なんと改札が稼動しておらず、入場も下車もそのままできてしまった。こういうものらしく、時折車内で抜き打ちでチェックがあるそうだが、これだと同じチケットで何度も乗れてしまうのでは?この旅行中、移動はすべてタクシーで、電車に乗ったのはこの1回だけだった。ほんとうはバスも電車も乗りこなしたかったのだが、ストライキにつき仕方がなかった。
パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅で下車。駅名からわかる通り、ルーヴル美術館の最寄り駅だ。美術館は既に閉館していたが、入り口のピラミッドはライトアップされていてきれいだった。
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