エッフェル塔(2019年12月30日)
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最終更新日:2020/06/27
パリ・ロンドン2019年12月-2020年1月 007シリーズ, パリ
ルーヴル美術館から、タクシーを拾ってエッフェル塔へ。塔の周囲は囲いで覆われ、入場は左右からになっていた。ココもチケットの種別によって入場列が分けられ、当日券、予約者、塔およびレストラン予約者といった具合。そして、ルーヴルやヴェルサイユ宮殿と同様、X線と金属探知機のチェックがあった。
チェックを終えて敷地内に入る。エッフェル塔は4つの脚で支えられているが、エレベーターはそれぞれの脚にあって、右入場予約者、右入場当日券、左入場予約者、左入場当日券といった具合に振り分けられていた。予約していた時間になり、再びX線と金属探知機のチェックを受けて、やっとエレベーターへ。直上にではなく、斜め上に登っていく形式だ。第1展望台は通過し、第2展望台で降りる。
セーヌ川、先ほど立ち寄ったルーヴル美術館、隣接するオランジェリー美術館などが見えた。パリでは建物の高さを制限する法律があり、極端に高い建物はないそうだ。エッフェル塔のシルエットは、構図として面白かった。
ワタシが取ったチケットの種別は、「sommet(フランス語)」、つまり頂上まで行ける券種だった。頂上行きのエレベーターに乗り、今度はまっすぐに頂上の展望台まで一気に登った。第2展望台で観た光景が更に小さくなり、更に遠くまで見渡すことができた。凱旋門から通りが放射線状に伸びていて、建物が立ち並んでいるさまが伺えた。エッフェルさんの部屋もあり、打合せをしている体の蝋人形があった。
エレベーターで第2展望台まで戻り、続いて階段で第1展望台まで降りる。第1は、クリスマスツリーやレストラン、お土産屋さん、記念撮影スポットなどがあった。更に階段を使い、下まで降りた(第2~第1間、第1~地上間の下降用エレベーターももちろんあるが、なかなか来なかった。)。映画「007 美しき獲物たち」で、ロジャー・ムーア演じるジェームズ・ボンドと、グレイス・ジョーンズ演じる敵の殺し屋が対峙したのは、階段だった。
間近で観て、そして実際に登ったエッフェル塔は、思った以上に年期が入っていた。最新鋭のテクノロジーによる利便性の追求はせず、できる限り伝統と歴史を生かしているように思えた。
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