*

ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密(2014年)

ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密(2014年)

ニューヨークの自然史博物館。館長は要人を招待し、アクメンラーの石板により命を吹き込まれた展示物たちが華やかなもてなしをする。しかし、展示物たちが突然暴走してしまい、レセプションは滅茶滅茶に。ラリーは、アクメンラー王子から石板の効力が弱まっていることを伝えられ、その謎を知る王子の両親が展示されているという、大英博物館に向かう。

展示物の仲間たちと共に、大英博物館に到着したラリー。トリケラトプスの骨格に襲われたところを、ランスロット(のマネキン)に救われる。アクメンラーの両親は、石板の効力を維持するには月光に照らさなくてはならないと教えるが、自分がマネキンだと自覚していないランスロットが石板を持ち去り、市街へと繰り出してしまう。

シリーズ3作目。1作目はニューヨーク、2作目はワシントンD.C.の博物館が舞台だったが、今回はアメリカを飛び出しイギリスのロンドンが舞台になった。展示物とラリーとの連携、成長し進路に迷う息子と堅実に生きてほしい父ラリーとの親子関係は、1作目を彷彿とさせる。

アクメンラーは架空の人物だが、エジプトの王である。大英博物館は個人的に実際行ったことのある博物館で、エジプトの展示物が最も充実していることから、この舞台設定には納得できる。撮影の一部は、実際に博物館で行われたそうだ。

キャストは、ラリーの息子が成長のため交代した以外は、ラリーの、ルーズベルト(のマネキン)のロビン・ウィリアムズをはじめ、連続出演しているキャラクターは同じ俳優が演じている。今回、自然史博物館展示物にてネアンデルタール人がひとり増えていて、なんとラリーそっくり。演じるのはやはりベン・スティラーだ。

アクメンラーの父王は、名優ベン・キングスレー。ランスロットはという人だが、なんと「美女と野獣」の野獣の人だった。ラスト以外特殊メイクだし、気づけないわな。ロンドン市街に繰り出したランスロットはアーサー王の舞台に乱入するが、が本人役でアーサーを演じていた。アーサーを本物だと勘違いするランスロットに対し、ジャックマンはウルヴァリンのポーズをしてみせた(笑)。

関連記事

ナイト ミュージアム(2006年)

ニューヨーク。仕事が長続きせず、失業中の中年男ラリー。自然史博物館の仕事を斡旋されるが、実は

記事を読む

ナイト ミュージアム2(2009年)

ニューヨークのアメリカ自然史博物館は改装のため休館となり、展示物たちはワシントンD.C.にあ

記事を読む

  • 全て開く | 全て閉じる
PAGE TOP ↑