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ハイフレームレート(HFR)とは

公開日: : 最終更新日:2024/03/15 雑感

ジェミニマン

ジェミニマン』を観に行くことを決めたのは、ワタシがよく行く劇場では 3D HFR(ハイフレームレート)上映と知ったからだ。3DやIMAXは何度となく体感しているが、「ハイフレームレート」とはなんぞや?というわけで、事前に調べていた。

ここでいう「フレーム」は、動画再生時における静止画のことだ。1秒間に使用されるフレーム数は、映画だと24フレーム、テレビは30フレーム、ゲームは60フレームとのこと。それが、今回の『ジェミニマン』では通常の5倍、120フレームを使用している。

フレーム数を大幅に増やすことによって、画面上の動きがより滑らかになり、また画面自体もより明るくなるそうだ。ただその代わり、当然ながら制作の手間は増え、大容量に耐えうる上映機器も必要になる。なので、料金は100円増しになっている。

さて、その効果のほどだが、確かに画面はより鮮明になり、動きは滑らかになったと思う。ただでさえ、IMAXレーザーで3Dだから臨場感は抜群なのだが、前半のバイクチェイスや、後半クライマックスでの飛び散った無数のガラスの破片など、あまりにリアルすぎた。ただその一方、人物と背景、飛行機と雲との境界がくっきりしすぎていて、ハメコミのように不自然に見えてしまう場面もあった。両刃の剣なのかな。

これから先、HFRの作品は増えてくると思うので、楽しみにしたい(というか、恐らく同一劇場でIMAXレーザーの場合HFR版とそうでない版との選択はできない気がする)。

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