フジロック’19(Fuji Rock Festival)を振り返る(2) – 会場など
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Fuji Rock Festival'19 フジロック
#fujirock
【動員】
主催者発表でのべ13万人とのこと。今年は初日と2日目が売り切れ、前夜祭から大勢の人が会場入りしていた。金曜日の初日が完売したのは、はじめてではないだろうか。
【物販】
オフィシャルグッズとアーティストグッズの売り場が会場外に横並びになったのは、去年から。しかし、設置場所が微妙に変わり、飲食ブースと同じエリアに。このため、初日はグッズ売り場の列と飲食に並ぶ列とが混在してしまい、軽い混乱状態になっていた。来年は元に戻しましょう。
【電子マネー】
飲食店では数年前から電子マネー決済が導入されているが、今年はついにグッズ売り場でも電子マネーが使えるようになった。また、クレジットカードも去年までは奥のブース1箇所に限定されていたが、今年は自分が並んだブースで決済できるようになった。楽だ。やっと世界標準に近くなったか。ただ、飲食店によっては電子マネーのリーダーが故障してしまい、現金払いに切り替えざるをえなかったところもあったようだ。
【主催者の告知】
数年前から外国人参加者が目に見えて増えていて、特に中国からの参加者が目立つようになった。公式ツイッターでの告知は、日本語に加え英語と中国語でもされていた。外国人に日本語で訴えたところで行き渡らないのはわかりきっていることなので、やっとかという気もするが、こうした対応が始まったのはいいことだと思う。
【椅子問題】
参加者の椅子持参が普及したのは、フジロックはほぼ毎年雨に降られているからだと考える。野外フェスにつき、基本的に雨宿りする場所はない。晴れていれば地べたに座ることもできるが、雨ではそうもいかない。降られても、椅子を広げれば場所を選ばずに腰を落ち着けることができる。そこまではよかった。
椅子を置きっぱなしにしての長時間の不在や、ステージに近いところで周囲が立っている中での椅子の使用など、言ってしまえば迷惑行為が、数年前から目に余るようになってきた。3日目の入場時、ゲート脇には会場内にひと晩中放置(つまり捨てられていた)椅子が山積みされていた。
以前、会場内でのテントやタープ使用禁止の声明を主催者が出したことがあった。椅子についても、使用可能エリアと禁止エリアについての声明を出してもいいと思う。フィールド・オブ・ヘヴンでは、エリアの中間に柵を設け、前方は椅子使用禁止としていた。ヘヴン以外のステージでも、した方がいい。
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