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ジュラシック・パーク3(2001年)

ジュラシック・パーク3(2001年)

研究費の工面に苦慮していたグラント博士は、カービー社の社長ポールの依頼により、ソルナ島上空飛行の案内を引き受ける。ソルナ島には恐竜が生息していて、セスナ機は島に着陸。グラントは着陸することを聞かされておらず、一行は恐竜に襲われる。ポールと元妻アマンダの目的は、2か月前にパラセイリングをしていて行方不明になった、息子エリックを探し出すことだった。

恐竜に襲われ、一行のうち数人が命を落とす。また、エリックと一緒にパラセイリングしていた男(ポールの元妻の今のパートナー)の白骨死体も見つかる。やがて、ひとりはぐれてしまったグラントは多数の恐竜に囲まれるが、催涙弾が投げ込まれて恐竜たちは退散。投げ込んだのは、ひとりで生き延びていたエリックだった。

シリーズ3作目。1作目で主人公だったグラント博士が、再び主人公になっている。序盤は、1作目で行動を共にしていたサトラー博士宅を訪れていて、サトラーは国務省で働く男と結婚し子供をもうけていた。しかしお互いの信頼関係は以前と変わらず、サトラーは何かあったら連絡してほしいとグラントに伝えている。このふたりのつながりが、最終的にソルナ島の一行を救うことになっていて、伏線になっていたわけだ。

グラントは1作目のときは子供嫌いだったが、今回はふつうにエリックやサトラーの子供たちと接している。演じるはサム・ニールで、この役はおそらくこの人の代表作だと思う。サトラーはローラ・ダーンで、最近だと「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で反乱軍を逃がすために囮になった士官を演じていた。監督はジョー・ジョンストンという人で、「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」の監督もしている人。過去2作で監督だったティーブン・スピルバーグは、今回は原案として携わっている。

これにて3部作として完結したのだが、このときはよもや続編「」が作られるとは思いもしなかった。

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