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リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)@Warped Tour

公開日: : 最終更新日:2018/04/03 The Vans Warped Tour 2018 ,

リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)@Warped Tou

うーん、結論から書くとすっきりしないライヴだった。フレッド・ダースト不調かと勘ぐりたくなった。

たかが1時間の枠なのに、イントロのじらしがやたらと多い。フレッドは何度もステージの袖に捌けていく。2時間3時間のライヴならまだしも、1時間を突っ走ることすらできない!?『Faith』『My Generation』『Take A Look Around』といった、キャリアを代表する曲のときはさすがに場内に一体感が生まれるが、曲そのものが持つマジックに頼っている感がある。中盤、フレッドがステージを降りてモッシュピットに突入していて、99年を一瞬思い出した。

あと、これはバンドサイドの責任ではないが、ステージ横のスクリーンが故障。最初は左右に分割された画像の片方が映らなくなり、やがて真ん中の墓石のような形状でギザギザになり、そして映らなくなってしまった。これ、明日までに回復する?

ではよかったことは?ギターのウェス・ボーランドは相変わらず冴えていて、フライングVでさまざまな音色を発していた。サマソニ2009のときは、顔面と上半身のペイントが異形さに溢れていたが、今回は口元まで覆われる全身黒のぴったりスーツで、知的でジェントルマンの印象だった。ただし、ウェスにはほとんどスポットが当たらず、バックドロップの黒と同化してしまい、どこにいるのかわからないときが多かった。

ベーシスト、女性だなあと思って見ていたが、なんと日本人!オカイツグミという人だそうだ。

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