シャーラタンズ、QOTSA、セイント・ヴィンセントらがサマソニ2018に
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最終更新日:2022/09/25
Summer Sonic 2018 サマソニ, シャーラタンズ, セイント・ヴィンセント
2月に入り、サマーソニックの出演アーティスト第2弾が公式サイトで発表された。個人的に嬉しいのは、シャーラタンズ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ(QOTSA)、セイント・ヴィンセントの3組。
シャーラタンズは、サマソニでは2006年にマウンテンステージで観ている。このときはダフト・パンクが同ステージのヘッドライナーだったが、シャーラタンズの熱いパフォーマンスは絶好の露払いになった。キーボードのロブ・コリンズが事故死したり、ドラマーのジョン・ブルックスが病死したりと、並のバンドなら解散してもおかしくない大打撃を何度か経験しているが、その都度彼らは乗り越えてきた。個人的には2012年のハシエンダ大磯フェス以来6年ぶりになるので、楽しみだ。
QOTSAとセイント・ヴィンセントは、実は去年も観ている。QOTSAはフジロックで、セイント・ヴィンセントはサマソニ深夜のホステス・クラブ・オールナイターでだ。ただし、どちらも他のステージとのかぶりがあって、QOTSAはゴリラズを観るため泣く泣く前半だけで切り上げ、セイント・ヴィンセントのときはライドを前半観てから移動して観た。
QOTSAはフジロックを2度キャンセルした因縁があったが、このときはそんうっぷんを晴らすではないが、1曲1曲がズシリと重く響き、カッコよかった。セイント・ヴィンセントは、なんとバンドなしのひとりだけでのパフォーマンスで、バックドロップの映像とのシンクロも見事だった。今回は、どちらもフルで観られるといいなあ。
ワタシにとってのサマソニは、ここ数年ラインナップの弱体化が著しかったが、今年は出だしからかなり好調だ。
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