『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち』を観たよ
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最終更新日:2021/03/28
ねこ
動物写真家の岩合光昭が国内外のネコを撮り続ける『岩合光昭の世界ネコ歩き』が、NHK-BSで不定期に放送されている。その劇場版を観に行ってきた。
四季を通してネコを撮り続けることを考えた岩合は、青森のリンゴ園農家に住みつくコトラ一家に出会う。やがてコトラは子ネコを産み、カメラはリッキーやハナといった子ネコたちの成長を見守ることに。リンゴ園ということで、あちこちに木があってコトラも子ネコたちも木にのぼったり、木の上で寝たりしている。
秋の収穫期になると、リッキーたちはネズミを捕まえるのに活躍。ネズミはすばしっこいイメージがあったが、くわえられたネズミたちは、観念したのか随分とおとなしそうにしていた。冬を越し春になると、コトラの姿がない。住処をリッキーたちに譲り、新たな住処を求めに行ったらしいとのこと。
合間合間に、世界各地でのネコを紹介。トルコ・イスタンブールのお店の看板ネコや、ギリシャで屋根から屋根を華麗にジャンプするネコなどだ。
テレビでは、塚本高史と相武紗季がナレーションを務めているが、ここでは吉岡里帆だった。岩合のぼそぼそした語り口からにじみ出る優しさと温かさは、劇場版でももちろん健在。映像は、テレビの総集編プラス未公開映像を編集して作られたとのこと。ネコを大きなスクリーンでじっくり観る機会はめったになく、楽しませてもらった。
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