ジョジョ展(2012年11月)
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている、『ジョジョ展』に行ってきた。
『ジョジョ展』は、連載25周年を迎えた『ジョジョの奇妙な冒険』の原画を中心とした展示で、先に夏に仙台で開催され、10月から東京で開催。チケットは日時指定制なのだが、ワタシが東京開催の詳細を知ったときには、既に土日祝日は完売。そこで、金曜の夜のチケットを押さえていた。10月下旬に、全てのチケットが完売したそうだ。
森アーツセンターギャラリーは、エレベーターで52階まで上ったところにある。入場の列ができていて、10分ほど待ってやっと入ることができた。まず、『ジョジョ』の前に少年ジャンプに連載されていた『魔少年ビーティー』『バオー来訪者』の原画があり、その後『ジョジョ』の原画が第1部から順番に展示される、という配置だった。
原画は、そのほとんどが表紙やコミックの背表紙などのカラーで、モノクロや実際の中のページはわずかだった。また、この展示のための描き下ろしもいくつかあった。
石仮面やスタンドを生み出す弓と矢、連載当時のジャンプなども展示されていた。上から床にライトが照らされていて人が足を踏み入れると波紋になったり、杜王町のジオラマにiPadをかざすとマンガが観れたり、ブチャラティのスタンド「スティッキー・フィンガーズ」のジッパーの中に入ることができたり、承太郎とディオの等身大フィギュアにiPadをかざすとスタンドが浮き出たりした。
展示が終わると順路はグッズ売り場になるのだが、大半は完売。35000円する原画も注文殺到らしく、配送は来年2月になっていた。ポスターを大人買いしていく人の多いこと多いこと。結局、ワタシは何も買わなかった。
カルトな作品と勝手に思っていた『ジョジョ』だが、ここまで人気が沸騰しているとは思わず、驚き戸惑うばかり。そしてそれは、もちろん嬉しいとだ。『ジョジョ展』は、2012年11月4日まで開催されています(現在は終了)。
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