ベビーメタル(Baby Metal)@サマソニ2017
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Summer Sonic 2017 サマソニ
サマソニ出演は6年連続だそうで、6年間の歩みが映像で紹介。続いて白装束のバンド4人が演奏をはじめ、最後に女の子3人が登場する。序盤はほとんど踊ってばかりだが、その運動量がハンパなく多い。ステージ上を右に左にと走り、センターに戻ってからは3人シンクロの踊りを。アリーナのサークルモッシュは、この日観てきたアーティストなど比ではないほどに大きく、まるで穴が開いているようだ(笑)。
数曲毎に彼女たちはステージに捌けていき(酸素吸入でもしてるのかな)、スクリーンには「WALL OF DEATH」という、メタル戦国絵巻の模様が語られる。関ヶ原の合戦のようなイラストは、よく見ればメタリカやスリップノットの人を描いていて、ベビメタはメタル界の統一のため動く使命を背負う、というストーリーができているようだ。
いちおうヴォーカルはバックの演奏に負けずに聴こえてはくるが、歌詞はほとんど聞き取れなかった。バンドはギター2人、ベース、ドラム。女の子たちが走り踊っていられるのは、彼らの支えがあってこそだ。特に、ドラムの速弾きならぬ速叩きのビートが重く、これがベビメタのサウンドの軸になっている。
女の子たちは、何を思い何を感じているか。もともと違うアイドルとしてやっていたはずなのに、今やベビメタが本業だろう。迷いはなかったか。プレッシャーはなかったか。マリンを埋め尽くすオーディエンスを前にして、自己暗示でもかけなければやっていられないのでは?なんて思ってしまうのだが、考えすぎかな。
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