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トランスフォーマー/最後の騎士王(ネタバレあり)

トランスフォーマー/最後の騎士王(ネタバレあり)

オートボットのオプティマスプライムは故郷の星サイバトロン星に向かうが、創造主クインテッサに洗脳されてしまい、地球を破壊する刺客になってしまう。一方地球では、対トランスフォーマー部隊TRF、ディセプティコン、オートボットの三つ巴の戦闘が続き、オートボットと行動を共にするケイドは、お訊ね者になっていた。

やがて地球人は、サイバトロン星が地球に接近し、地球が危機を迎えていることを知る。ケイドはエドモンドに導かれてイギリスに行き、その理由を知ると共に、危機を回避するためにはアーサー王伝説の老人魔法使いマーリンの杖が必要と聞かされる。そして、その杖を使いこなせる者として、マーリンの子孫で大学教授のヴィヴィアンも、エドモンドに呼び寄せられていた。

シリーズ5作目だが、演じるケイドが主人公のシリーズは2作目になる。娘は今回声だけの出演。謎を知り、英国首相にも通ずる男エドモンドはで、さすがの存在感を示している。今回のヒロイン、ヴィヴィアンは、ローラ・ハドックという人が演じている。

ロケ地がになっているので、ロンドンに2度行った身としては楽しませてもらった。ビッグベン、ロンドン塔、タワーブリッジ、バッキンガム宮殿から伸びる道など、見覚えのある光景ばかり。オートボットとTRFとのド派手なカーチェイスは、さすがにCGだと思う。あと、ストーンヘンジがクライマックスで重要な地になっているのだが、思いっきりCGだった(笑)。

冒頭は、1600年前のアーサー王と円卓の騎士たちの戦いが描かれ、マーリンがトランスフォーマーから杖を授かるところが描かれる。このシリーズの世界観では、はるか昔からトランスフォーマーは地球と深く関わり、裏で歴史に関与してきたことになっている。アーサー王のくだりは、少し前に『キング・アーサー』を観たばかりなので、ちょっとだが世界観を楽しめた。因みに『キング・アーサー』では、マーリンは女性になっている。

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