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Greenroom Festival雑感

公開日: : Greenroom Festival 2017 Day2

Greenroom Festival

開催自体は今年で12回目だそうだが、個人的には今年初参加だった(2日目のみ)。思った以上に楽しく過ごすことができた。

【天候】
30度を超え、5月とは思えない暑さだった。しかしこのフェス、暑さをしのぐ手段は実はいくらでもある。その最たるが隣接する赤レンガ倉庫で、中に入ってしまえば涼むことができる。屋外でもタープや屋根つきのエリアなどがあって、結構座れる。浜風も吹いていて、思ったほど汗はかかなかった。日没後は、少し肌寒くなったくらい。

【会場】
赤レンガ倉庫の周辺に複数のステージを設けられている。各ステージ入場時はリストバンドチェックがあるが、思いっきり音漏れしてるし(笑)、ステージは観られずとも雰囲気を楽しむだけでよければ、それだけで足を運ぶのもアリだ。場外の各出店は混雑していたが、ステージ敷地内に入ってしまえばむしろ快適だった。

【仕切り】
いい意味での緩さがこのフェスの持ち味で、公式サイトでのアナウンスは一応されてはいるが、当日ステージから係員が呼びかけることもなく、参加者の自主性に委ね、またそれが成り立っているフェスと感じた。小さい子を連れた家族客も多く、小さい子を連れて来やすい空気と環境があった。

【アクセス】
JRや地下鉄など交通は通っていて、アクセスは悪くはないと感じる。ただ、個人的なことになるが、ワタシにとってはコレこそがこのフェス最大の強みだった。自宅からバス1本で行けてしまう、すばらしい立地だったのだ。今まではさいたまスーパーアリーナや幕張メッセなどに行き、片道で2時間はかかる小旅行を何度も体験しているので、これは助かった。

【横浜ならでは】
向かい合うステージで交互にライヴが進行し、すぐそばには横浜港があって気持ちがよく、そしてこのフェスではシーバスのクルーズでDJを楽しめるという、インフラを最大限に活かしたフェスになっていた。港や船は、演奏しているアーティストからも見えているはずだ。奥田民生のときには大桟橋から豪華客船飛鳥2号が出港し大きな汽笛が鳴り、飛鳥と民生のコラボが実現した(ワタシは聴き漏らしたが、『say,yes』をちらっとだけ歌ったらしい/笑)。

【総括】
今回トータス観たさに初参加したが、チケットを持っていなくても、気軽にぶらっと遊びに行くのもぜんぜんアリのフェスティバルだ。というか、横浜に住んでいながら、どうしてもっと早く行かなかったのか。来年の開催も楽しみだが、その前に秋に同じ会場でブルーノート・ジャズ・フェスティバル・ジャパンがあって、そちらも気になっているところだ。

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