ミュシャ展に行ってきた
公開日:
:
最終更新日:2021/03/17
ミュシャ
草間彌生展を観終えた後、すぐさま同じ国立新美術館で開催中のミュシャ展を観るべく列に並んだ。時間は朝10時過ぎだったが、2階奥の展示室から1階正面入り口にまで列が伸びていて、入場するまでに30分くらいかかった。音声ガイドにまで行列ができているのは、はじめて見た。
アルフォンス・ミュシャは、現在のチェコ出身で19世紀後半から20世紀前半にかけて活動していた芸術家だ。そして、今回展示されている絵画の目玉は『スラブ叙事詩』という巨大な絵画で、最大で高さ6メートルというとてつもないスケール。新美術館は天井が高い構造だが、それでやっと収まっているように見えた。
タッチは全般的に淡く、はっきりしていない。敢えてこのようにしているのかな。描かれているのは、戦争、王室、宗教、市民の暮らしなど。場内はかなり混雑していたが、双眼鏡を持参していたので、遠目にも絵を楽しむことができた。一部の展示については、撮影可能だった。
後半は、女優のポスターや紙幣のデザインなど、「普通」サイズの展示物だった。なんだか少し安心。
ミュシャ展は、6月5日(月)まで開催されています。
関連記事
-
「みんなのミュシャ」展を観に行ってきた
渋谷Bunkamuraで開催されている、「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ― 線の魔
- PREV
- 草間彌生展「わが永遠の魂」に行ってきた
- NEXT
- ブリューゲル「バベルの塔」展に行ってきた