パティ・ボイド写真展に行ってきた
公開日:
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Eric Clapton ジェフ・ベック, ポール・マッカートニー
都内2箇所でパティ・ボイドの写真展が行われており、はしごしてきた。
パティ・ボイドはジョージ・ハリスンの妻だったが、ジョージの親友エリック・クラプトンがパティに恋い焦がれてしまい、叶わぬ恋を『Layla』という曲に込めた。その後パティはジョージと別れクラプトンの元に行ったが、2人の結婚生活も長くは続かなかった。もともとモデルだったパティは写真の技術を学び、写真家としても活動している。
まず1箇所目は、西麻布のギャラリー。地下鉄広尾駅から歩いて10分程度の高級住宅街の中にあった。一軒家を改装したような造りで、玄関を開けると犬がおとなしく寝そべっていて、少し面食らった。気さくなご主人に入場料を支払い、数種類の中から好きなポストカードをもらう。ワタシは若きクラプトンのをもらった。掲載されている写真はすべてモノクロ。60年代後半や70年代が大半だったが、90年代や2000年代のもあった。
続いては地下鉄で銀座まで行き、リコーイメージングスクエアというビルの8階ギャラリーへ。こちらはカラー写真の展示を中心としていたが、一部の写真は西麻布のとダブっていた。被写体はパティ本人やジョージ、クラプトンだけにとどまらず、ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、リンゴ・スター、ロン・ウッド、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ジェフ・ベックなど。ラスト・ワルツのリハーサル写真にはびっくりした。
通常、アーティストの写真展というと、宣材用だったりアルバムのジャケット用だったりすることが多く、アーティスト側も当然ながら撮られることを意識して顔を作ったりポーズをキメたりする。がしかし、パティが撮った写真は、ビジネス用とは異なり、気を許した身内だけに見せる顔になっていると思う。娘と一緒に写るキース、自宅ガレージを披露するジェフ・ベックなど、貴重なショットになっている。
各写真展の情報は、それぞれ以下へ。
ギャラリーEM西麻布
3/29(水)〜4/28(金)
リコーイメージスクエア銀座
3/29(水)〜5/14(日) 火曜休
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